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概要:米国政府と米金融当局の速やかな対応で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を理由とした不良債権の急増は回避できた。だが、米大手銀行の決算は、不良債権が増えるのはこれからだというメッセージを送っている。
米国政府と米金融当局の速やかな対応で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を理由とした不良債権の急増は回避できた。だが、米大手銀行の決算は、不良債権が増えるのはこれからだというメッセージを送っている。
JPモルガン・チェース、 シティグループ、ウェルズ・ファーゴの米銀3行による4-6月(第2四半期)の貸倒引当金は合計で約280億ドル(約3兆円)とアナリスト予想を上回り、金融危機のピークだった2008年10-12月以来の水準に達した。3行とも、米国で新型コロナの猛威が続き、経済見通しは悪化したと指摘した。
失業者は急増したが、当局の政策措置により個人は遅滞なく債務支払いを続けることができており、銀行が提供した支払い延期オプションの利用も多い。JPモルガンは、消費者向けローンで最も一般的なカテゴリーでは支払い延滞率が前年同期比で下がったか、変わっていないと明らかにした。支払い延期が認められたクレジットカード保有者や住宅ローン利用者も、大半は支払いを継続しているという。
JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は14日、「今回は通常のリセッション(景気後退)ではない。リセッションの影響は今後目にすることになる」と予想。「当局が打ち出したあらゆる政策措置の影響で、すぐには表れてこないだけだ」と述べた。
Outlook Worsens
Major U.S. banks make bigger provisions for bad debt
Source: Company filings
ウェルズ・ファーゴは過去最大の貸倒引当金を計上、08年以来初の赤字に沈み、8割の減配を決めた。3行の貸倒引当金は年初来の合計で470億ドルに上り、過去3年間の合計額をも上回った。
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