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概要:日本コンピュータ・ダイナミクス (T:4783)は4日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。 売上高が前年同期比17.1%増の147.51億円、営業利益が8.05億円(
日本コンピュータ・ダイナミクス (T:4783)は4日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比17.1%増の147.51億円、営業利益が8.05億円(前年同期は0.80億円の損失)、経常利益が8.36億円(同0.63億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が5.50億円(同0.08億円の損失)となった。
システム開発事業の売上高は前年同期比13.8%増の59.47億円、営業利益は同40.0%増の8.00億円となった。
生損保の既存顧客を中心に、新領域の案件獲得が堅調に推移した。
また、顧客企業の業務効率化やコスト削減意識の高まりを背景に、会計シェアードサービスなどの需要も引き続き旺盛で、前年同期比で増収となった。
利益面においては、業務効率化の推進などにより、大幅な増益となった。
サポート&サービス事業の売上高は前年同期比22.2%増の44.51億円、営業利益は同92.9%増の5.14億円となった。
前年度に受注した大手企業における情報システム部門業務のアウトソーシング案件が本格稼働し順調に進行していることや、サービスモデルを活用した提案営業の成果が徐々に現れており、既存顧客に対するサービス領域が拡大したことで、前年同期比で増収となった。
利益面においては、前年同期に獲得した新規案件が安定稼働したことなどにより、前年同期比で大幅な増益となった。
パーキングシステム事業の売上高は前年同期比17.1%増の43.46億円、営業利益は3.37億円(前年同期は0.08億円の損失)となった。
機器販売については、感染症の影響により需要の弱含みは見られるものの、大阪市を中心とした鉄道利用者向けの新規案件などの成約により、前年並みの水準となった。
駐輪場利用料収入については、第3四半期において通勤・通学客の鉄道利用状況が順調に改善し増加した。
また、前年度に受注した江戸川区の指定管理者事業などの大型案件が寄与した。
利益面においては、増収の効果に加え、グループ子会社を活用した外部委託業務の内製化に努め、大幅な増益となった。
2022年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。
売上高が前期比13.9%増(前回予想比4.2%増)の200.00億円、営業利益が同271.1%増(同38.5%増)の9.00億円、経常利益が同136.6%増(同37.3%増)の9.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同243.4%増(同11.1%増)の5.00億円としている。
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