WikiFX：相場分析レポート【11月5日】

通貨ペア：USD/JPY

おはようございます。最初に木曜日（2021年11月4日）の動きを振り返ってみましょう。

昨日のドル円の動きとファンダメンタルズ

米連邦準備制度理事会(FRB）の資産買入れのテーパリング開始で金利高に振れ、114円28銭まで上値を広げる。欧州時間に入り米10年債利回りがの低下したことをうけ、NY時間まで続落し113.50まで下押し。その後も戻りの鈍い展開。

BOE政策金利 は政策金利を０.１％に据え置き。声明では「利上げの大きさに警戒感を持った」等、ハト派一色の発言にポンド売りが加速。「物価上昇率を2%の目標へ持続的に戻すため、今後数カ月で政策金利の引き上げが必要になる」 との発言もあり、近い将来の利上げを事実上予告した。

本日は米雇用統計。コロナ陽性者の減少とワクチン接種理の頭打ち。どのように雇用市場に影響するか注目される。

ドル円環境認識

チャートは４時間足。チャートパターンはフラッグを示す。今回のフラッグの上限下限に引いたラインの角度は、過去のトレンドライン、チャネルラインでも頻繁に再現されており、信頼の高いものだと考えている。橙色の移動平均線は日足の20期間単純移動平均線（20SMA）である。

チャートは週足。現在赤矢印のローソク足の実体上限下限（赤い2本の水平ライン）が抵抗帯として機能しており、週足への注目度が高い相場なのが見て取る。

先程の週足ラインを1時間足で確認してみます。チャートは1時間足。上値、下値とも意識されているようです。今後の展開を予想する材料になると考えてられる。

チャートは15分足。橙色の四角が同じ値幅となっており、その値幅に到達した後下落が始まる。いわゆるN波動と言われるものです。実践ではN波動で綺麗に反発したのを確認した後、トレンド転換の形が整ってからトレードするのが望ましいと考えられる。後付けでも、チャート上で何が起こったのか知っておくことで、その後、意識される抵抗線が見えてくることも多いと思われる。

引き続き15分足。チャネル分析で相場の角度を探っていく。少し右に傾いていますが、チャネルラインを基準にチャートを見ると、ヘッド＆ショルダーの形になっているのが確認できる。現在の高値が右肩になるのであれば、まだ下値を試す展開になるかもしれない。

デイトレード計画（USD/JPY）

条件付き 買い指値のエントリーポイント···113.777

利益確定ポイント···114.024

損切りポイント…113.598

本日のトレードアイデアです。チャートは15分足。下に触れる可能性もありますが、上がった後のロールリバーサルを狙ってみようと思われる。まずは価格が114近辺まで上がるのが条件が、無事に上がった場合のみ、113.77の買い指値で待ち構える。